近年、ITエンジニアをはじめとするフリーランスの多くが、在宅ワークという働き方を選んでいます。
厚生労働省が発表した在宅ワークに関するガイドラインによると、企業などと請負契約を結んだ仕事を、パソコンやインターネット回線などの情報通信機器を使って自宅で行う働き方を「在宅ワーク」と定義しています。
通勤の手間や時間を省けるため、在宅ワークに魅力を感じる方も少なくありません。
しかし自宅は生活の場ですから、オフィスなどとは異なる環境です。
自宅でもオフィスルのように快適に仕事ができるよう、次の点に注意しながら充分な準備を行いましょう。
まず注意するべき点は、インターネットセキュリティ対策です。
在宅ワークは基本的には、インターネット環境とパソコンがあれば、仕事をすることができます。
しかし、ビジネスとして成立させるためには、セキュリティ対策が不可欠です。
お客様の情報が漏洩すると信用問題に関わりますから、セキュリティソフトをインストールするなどの対策を行いましょう。
インターネットコミュニケーションツールも必要です。
仕事の打ち合わせなども直接会わずに、インターネットを通じて行うケースも多いのが在宅ワークの特徴です。
Web会議ソフトをインストールし、ウェブカメラ、ヘッドセットなどを用意して、いつでもクライアントとコミュニケーションが取れる状態にしておくと安心です。
また長時間パソコン作業をしても疲れない、専用の椅子やデスク、集中しやすい個室なども必要に応じてそろえておくといいでしょう。
近年は在宅ワークを機に、間取りが広くても家賃が比較的安価な郊外に引っ越し、1室を仕事部屋にするフリーランスも増えています。
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