Webアプリ開発の業務委託には、おおまかに分けて、ゼロからの開発案件と、ある程度基礎が出来上がっている案件についてのカスタマイズ案件に別れます。
現在は在宅であるか否かにかかわらず、オープンソースのWebアプリを、適合業務向けに細かくカスタマイズするケースが多いです。
ですから、業務委託を受ける側の心得としては、常に最新のWebアプリや開発言語の動向をフォローし、委託案件の高度化に対応出来る能力を身につけておくことが大切です。
在宅の業務委託でしばしば問題となるのが、タイムカード等による勤怠管理が出来ないため、本当に仕事をしているのかどうかという疑問を、発注側が抱きやすいという課題があります。
この課題に対応するには、やはり真面目かつ着実に案件を処理して実績を積み上げていくほかありません。
その他にも、プライベートと仕事のメールアドレスを分離する、趣味的なWebサイトを運営している人は、趣味とは別のWebサイト、例えば仕事のポートフォリオを紹介するWebサイト(たとえて言うなら企業の会社案内に相当するようなWebサイト)を立ち上げておくなどの方法が有効です。
また、仕事に関するメールの返信はなるべく素早く行う(詳細の調査に時間がかかる場合は、とりあえず受信確認のメールを出したあとで時間をいただいてから詳細なメールを出すなど)、電話番号を公開して、仕事に関する電話には気持ちよい応対を心がけるなどの工夫も有効です。
在宅の業務委託で成功するには、発注元と受注先との間の信頼関係が特に重要なのです。
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